カロライナ・パンサーズに正式に新オーナーが誕生した。

NFLは現地22日（火）に行われた春季リーグ会合でパンサーズの新オーナーとして億万長者のヘッジファンドマネジャー、デビッド・テッパーが承認されたことを発表。テッパーとパンサーズはすでに先週、ジェリー・リチャードソンからチームを購入することで合意していた。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルはクラブオーナーとNFLの財政委員会が満場一致でテッパーのオーナーシップを承認したと明かしている。

記者会見でグッデルからパンサーズの新オーナーだと紹介されたテッパーは「私が大事にするのはひとつ、勝つこと、ふたつ、勝つこと、みっつ、勝つこと。フィールドの中でも外でもだ」と述べた。

今週の会合に顔をそろえたNFLクラブオーナーたちにとってテッパーのパンサーズ買収にゴーサインを出すことが最初の議題だった。とはいえ、先週の時点ですでにオーナーらはテッパーの買収を承認するものとして考えられていた。

その他、数名の候補者を退けてパンサーズオーナーに選ばれたテッパーは先の日曜日、カーネギーメロン大学の学位授与式のスピーチでNFLチームオーナーへと上り詰めるに至ったこれまでを語るうちに感情を垣間見せ、涙をこらえながら「20代になるまでNFLの試合すら見に行く余裕がなかった子供が、カロライナ・パンサーズの買収に関してNFLの承認を得る寸前に来ている。素晴らしいじゃないか」と語っていた。

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