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チャージャーズに悲報、昨季ブレイクのTEハンターがACL損傷

2018年05月23日(水) 14:03

ロサンゼルス・チャージャーズのハンター・ヘンリー【AP Photo/Mark J. Terrill】

ロサンゼルス・チャージャーズがNFLの中でも“最凶な”チームであり続けている。

チームは3年目のタイトエンド(TE)ハンター・ヘンリーが現地22日(火)の練習中にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷したと発表した。

地方紙『Orange County Register(オレンジ・カウンティ・レジスター)』によると、ヘッドコーチ(HC)アンソニー・リンは当初、ヘンリーの負傷の重症度に関して楽観的な見解を示していたものの、結果的には心が折れるような診断結果を受けたようだと報じた。

ここ数年、チャージャーズの選手は異常なまでの人数がACLを損傷しており、元HCのマイク・マッコイに至っては2017年にそれが原因となって職を失っている。チャージャーズは同様のケガが多発する原因や潜在的解決策を求めて膨大な研究を重ねてきたチームでもあった。

ヘンリーの離脱は先シーズンの後半を7戦中6勝で締めくくったチームに大打撃を与えた。2016年ドラフト2巡目に指名を受けたヘンリーはNFL最高クラスのTEとして頭角を現し、チャージャーズ攻撃陣をリーグトップ5に入る評価まで押し上げた立役者でもあった。先シーズン序盤の0勝3敗から9勝4敗という戦績に巻き返した時期と、アントニオ・ゲイツが先発を外れ、その代役としてヘンリーが先発に名を連ねるようになった時期とがかぶるのは偶然ではない。

チャージャーズはデプスチャートを補強するためにバージル・グリーンを獲得したものの、元デンバー・ブロンコスのTEであるグリーンは7シーズンを通じて25レシーブ、250ヤードしか記録していない。

こうなった今、チームは1カ月前に構想外であると言い渡したゲイツを呼び戻す可能性が浮上している。将来的な殿堂入りが期待される38歳のゲイツは、いまだプロ16年目のシーズンで現役を続ける意向を示している。

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