アリゾナ、ニューオーリンズが第57回、58回スーパーボウルの舞台に正式決定
2018年05月24日(木) 09:37NFLのオーナーたちは現地23日(水)、2023年の第57回スーパ―ボウルをアリゾナで、2024年の第58回スーパ―ボウルをニューオーリンズで開催することを満場一致で正式承認した。
無記名投票によって行われた投票はスーパーボウル開催地を決定するために導入された新プロセスの最後のハードルとなっていた。以前まで採用されていたのは開催希望地による入札システムだ。これまでとは変わり、リーグと都市の接触が許され、開催を希望する都市はイベント招致のための提案書をまとめて提出する機会を与えられている。今回の場合はそれがアリゾナとニューオーリンズだったのだ。
NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは23日、記者会見の中で「われわれはこれらの都市に再び訪れることを楽しみにしている」と記者に語った。
アリゾナとニューオーリンズはどちらもリーグの頂上決戦を開催した経験のある都市だ。
アリゾナではユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムが第42回、第49回スーパーボウルを、そして、サンデビル・スタジアムが第30回スーパーボウルを開催している。
アリゾナ・カーディナルスの球団社長を務めるマイケル・ビッドウィルは「われわれは無記名投票にどきどきしていた」と語り、続けて「スーパーボウルの歴史の中でも最もファンにとって楽しい、過去最大級、最高級のスーパーボウルにできるよう頑張りたい。開催地に選ばれて非常に興奮している」と語った。
一方のニューオーリンズは過去にスーパーボウルを10度も開催した都市だ。そのうちの7回はスーパードームで、残りの3回はチューレーン・スタジアムで開催している。
ニューオーリンズ・セインツのオーナー、ゲイル・ベンソンはこのように述べた。
「たくさんの人々がこのプロジェクトのために動きました。ニューオーリンズにとってはとても重要なことなのです。私たちにとっては11回目のスーパーボウルとなり、非常に楽しみであります。トム・ベンソンもとてもハッピーだったに違いありませんし、私は彼が残したものを生かしたいと思っています。ニューオーリンズのスポーツファンデーションとこのプロジェクトに関わった数えきれないほどたくさんの人たちに感謝を申し上げます」
今後のスーパーボウルはアトランタ、マイアミ、タンパベイ、ロサンゼルスを経て、その後にアリゾナのフェニックス、ニューオーリンズを訪れる。
両チームは『Twitter(ツイッター)』でこのように喜びを示した。
Who's ready for Super Bowl LVIII in the Big Easy?! #NOLA pic.twitter.com/e6tcfhtFVG
— New Orleans Saints (@Saints) 2018年5月23日
「ザ・ビッグイージー(ニューオーリンズの愛称)で第57回スーパーボウルを迎える準備はいいか?!」
It is great to live in State 48.
AZ will be hosting Super Bowl LVII.
MORE ➡️ https://t.co/ccuIfjdZVp pic.twitter.com/lyy8XVMzkK
— Arizona Cardinals (@AZCardinals) 2018年5月23日
「48番目の州に住むのは最高だ。アリゾナが第58回スーパーボウルの開催地となる。」
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