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ジャイアンツWRベッカム、完全復帰まであとわずか

2018年05月30日(水) 09:45

ニューヨーク・ジャイアンツのオデル・ベッカム【AP Photo/Michael Ainsworth】

ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムは現地29日(火)のOTA(チーム合同練習)に参加しなかったものの、完全復帰が目前に迫っているようだ。

ヘッドコーチ(HC)パット・シューマーは練習後、ベッカムの欠席については事前に知っていた一方、ベッカムがメディカルチェックに合格して練習に復帰する時期も“かなり近い”と明かした。

昨年の10月初旬に足首を故障した25歳のWRは今年4月の自主的ミニキャンプや先週のOTAには姿を見せていた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、ベッカムはオフシーズンプログラムに姿を見せたり、見せなかったりを繰り返し、施設にいる際は制限付きでリハビリを行っているようだ。

先週、シューマーHCはベッカムがフィールドに出たくてうずうずしていると表現していた。ジャイアンツはまだチームの中心的選手に対して慎重な姿勢を崩してはいないものの、ベッカムがクオーターバック(QB)イーライ・マニングからパスを受けてランルートを駆け抜ける姿はもうすぐ見られそうだ。

ベッカムが完全復活ともなればマニングやジャイアンツの新攻撃陣にとっては活力剤になり、シーズン開幕を前にチームの適切な一体化が望めるだろう。

来月12日(火)から14日(木)にかけて開かれる全員参加型ミニキャンプを前にジャイアンツは来週もOTAを継続する予定だ。シューマーHCがベッカムの状態に関して正直に答えていたとすれば、理論的にはミニキャンプあたりで完全復活したベッカムの姿を見ることができるのではないだろうか。

【S】