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チャージャーズQBリバースもTEゲイツの古巣復帰を希望

2018年05月30日(水) 13:33


ロサンゼルス・チャージャーズのフィリップ・リバース【AP Photo/Ed Zurga】

ベテランのタイトエンド(TE)アントニオ・ゲイツはいまだフリーエージェント(FA)だが、元チームメイトからは古巣復帰を後押しする声が聞こえている。

ロサンゼルス・チャージャーズのクオーターバック(QB)フィリップ・リバースは現地29日(火)、ゲイツとは現在も連絡を取り合っており、元お気に入りのターゲットであるゲイツのチャージャーズ復帰を大歓迎すると語った。

地方紙『Orange County Register(オレンジ・カウンティ・レジスター)』は「彼がそのドアを開けて戻って来てくれるならとても興奮する。自分は1票入れるだろうね」と語った。

今年4月後半にリリースされたゲイツがチャージャーズと再契約を結ぶか否かはまだ不確かだが、先週の練習中に先発濃厚だったハンター・ヘンリーがACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷して離脱となったチャージャーズがTEポジションの強化を急務としているのは間違いない。

チャージャーズはFAでバージル・グリーンと3年契約を締結していたものの、主にブロッカーとしての役割が多かったグリーンは7シーズンを通じて71キャッチ、807ヤード、4タッチダウンを記録するにとどまっている。

チャージャーズにはグリーン以外にもブレイドン・ボウマンやショーン・カルキンがいるものの、両選手ともNFLの舞台でキャッチを記録したことはない。

リバースとの過去の相性を考えれば、来月38歳となるゲイツがすぐさま練習に参加し、チームの穴を埋めることも可能だろう。

2017年シーズン、切り札的存在としてヘンリーが頭角を現した一方でゲイツはパフォーマンスを落とした。それでも、NFL史的に見てもゲイツはまだまだ生産能力の高いTEだろう。

ゲイツはキャリアを通じて927キャッチ、11,508ヤード、114タッチダウンを積み上げ、オールプロのファーストチームに3度(2004年から2006年)、プロボウルには8度選出されている。

【S】