3年4,200万ドル（約46億円）の契約を結んだワイドレシーバー（WR）アレン・ロビンソンはシカゴ・ベアーズの新生オフェンスにとって必要不可欠な存在だ。

それでも、チームメイトやコーチ陣がロビンソンの能力を垣間見る機会は今週までなかった。現地30日（水）、元ジャクソンビル・ジャガーズのスターWRは先シーズンの第1週目でACL（膝前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を損傷して以降、チームの練習に初めて参加している。

ヘッドコーチ（HC）マット・ナギーはこのように述べた。

「彼の姿を練習で見られて本当にうれしい。何かをしたと言うにはまだ十分ではないにせよ、彼が練習に参加したこと自体がポジティブなサインだし、いくつかのプレーでは走ることもできていた」

「アレンに関しては毎日の経過観察が必要となるが、彼がそこにいることで、攻撃陣にポジティブな要素をもたらせたと感じている。それがいいことなんだ」

チームナンバーワンのWRを慎重に扱うナギーHCはロビンソンが来週の全員参加型ミニキャンプのチームドリルには参加しない方向であることも明かしている。それでも、ナギーHCは7月後半にトレーニングキャンプが始まるまでにはロビンソンが“準備万全”となっているものと期待している。

クオーターバック（QB）ミッチェル・トゥルビスキーが下馬評通りにプロ2年目での大ブレイクを果たすとするならば、ダウンフィールドやレッドゾーンで相手ディフェンスに脅威を与える状態の良いロビンソンの手助けが必要となるはずだ。

【S】