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FAの元ブロンコスRBチャールズが今週セインツを訪問へ

2018年06月13日(水) 12:44

デンバー・ブロンコスのジャマール・チャールズ【AP Photo/Colin E. Braley】

プロ2年目のランニングバック(RB)アルビン・カマーラや多数の若きテールバック(TB)がいるものの、ニューオーリンズ・セインツはマーク・イングラムの開幕4試合出場停止処分を受けてベテランRBの獲得に興味を示している。

『Around The NFL(アラウンド・ザ・NFL)』のハービー・シオープはカンザスシティ・チーフス時代にオールプロに選ばれたRBジャマール・チャールズが現地13日(水)にセインツを訪問する予定だと伝えた。このニュースを最初に報じたのは『ESPN』だ。

ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンは12日、記者に対して「もしわれわれがここ数日内に誰かのワークアウトを行うとすれば、その選手が動ける状態であるか、また、どのような動きであるかをチェックするだけだ。誰かと契約する可能性を排除しているわけではなく、それは普通のことだろう」と述べた。

2016年度にペイトンHCの下でプレーしたベテランのティム・ハイタワーもセインツのチェックリストに入っている。32歳のハイタワーは今週、基本的にはトライアウトの形でミニキャンプに参加する予定だ。

一方で、2017年シーズンに296ヤード、69キャリー(1キャリー平均4.3ヤード)を記録した31歳のチャールズはフリーエージェント(FA)の中でも二番手扱いとなっている。昨年9月のチャールズは将来に光を射すプレーメイキング能力を発揮したものの、その後3カ月にわたり、所属するデンバー・ブロンコスが成績を急降下させるとともに出番が激減した。

プロボウル4度出場の経歴を持ち、NFL史上最も高い調整済み1キャリー平均ヤードを記録しているチャールズは、スーパーボウル出場をかけてチームの役に立つだけの能力がまだ備わっていることを証明する新たなチャンスを手に入れた。

仮にセインツが2人のベテラン選手と契約を交わした場合、彼らは表面上、イングラムが復帰する10月まではダニエル・ ラスコ、ジョナサン・ウィリアムス、トレイ・エドモンズ、そして、ドラフト6巡目の新人ボストン・スコットと、カマーラの次なる選手としての座を争うことになる。

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