セインツ、元レイブンズRBウェストを獲得
2018年06月14日(木) 12:53
現地13日(水)にニューオーリンズ・セインツで行ったランニングバック(RB)テレンス・ウェストのワークアウトはポジティブな結果となった。
現場からの情報によれば、セインツがウェストと契約を交わしたとのことだ。
リーグ規定に違反する運動能力向上薬(PED)の使用によって開幕4戦の出場停止処分を受けたマーク・イングラムの穴を埋めるため獲得されたウェストはすぐさまセインツRB陣を活性化させるだろう。
ウェスト獲得によるRBの補強がなかった場合、セインツはアルビン・カマーラ、ジョナサン・ウィリアムス、トレイ・エドモンズ、ダニエル・ラスコ、そして、新人のボストン・スコットでレギュラーシーズン開幕からの4試合に臨む予定だった。
身長約178cm、体重約102kgのウェストはNFLで5年目のシーズンを迎える。タウソン大学出身で2014年にクリーブランド・ブラウンズから3巡目の指名を受けてプロ入りしたウェストは2015年にテネシー・タイタンズへトレードされ、同じ年にボルティモア・レイブンズへと移籍。ウェストはそこで3シーズンを過ごしている。
キャリアを通じて1,816ラッシングヤード、11タッチダウン、465回のアテンプトで平均3.9ヤードをマークしているウェストはまた、344レシーブヤード、2タッチダウン、51回のレシーブという成績を残している。ウェストのベストは2016年シーズンで、チーム内1位となるキャリアハイの774ラッシングヤードを記録した。
一方で、13日にセインツでワークアウトを行ったのはウェストだけでなかった。
現場の情報筋によると、セインツはこのワークアウトで好パフォーマンスを披露し、フィジカルチェックもパスしたジャマール・チャールズもチェックしていたようだ。両サイドはこのタイミングでの決定を見送ったものの、チャールズが再びニューオーリンズの地を訪れる可能性は残されている。
セインツはまた、基本的にはトライアウトの形でミニキャンプにティム・ハイタワーを招待している。
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