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出場停止処分を受けたペイトリオッツWRエデルマンの控訴聴聞が終了

2018年06月26日(火) 09:22


ニューイングランド・ペイトリオッツのジュリアン・エデルマン【AP Photo/Rick Osentoski】

ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)ジュリアン・エデルマンの代理人らは現地25日(月)、検査の際、あるいは、その他プロセス中のミスにより、リーグ規定違反の運動能力向上薬(PED)使用による4試合の出場停止処分が科されたと主張した。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えたもの。

控訴聴聞中、エデルマンの代理人は仲裁人のグレン・ウォングに対してこの主張を行った。控訴結果に特別なタイムラインはないが、差し迫ったものではなく、最終判断が来週ごろになる可能性もあるようだ。ペリセロはエデルマンが敗訴した場合、もし望むのであれば、連邦裁判所に上告するという選択肢も残されていると指摘した。

今月初旬のミニキャンプ中に突然4試合の出場停止処分が科された後、ベテランWRのエデルマンは事態に関して謝罪し、なぜ検査をパスできなかったかが分からないと説明した。

エデルマンは『Instagram(インスタグラム)』と通じて「本当に申し訳ない。何が起きたのか分からないんだ。キャリアを通して何度も何度も検査を受けてきたし、こういうことは一度だって起きたことがない」とつづっていた。

昨年はプレシーズン中にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷し、2017年シーズンをまるまる棒に振っていたエデルマンだが、今年はオフシーズンワークアウトプログラムに参加し、全員参加型ミニキャンプ時にもフィールドに姿を見せていた。

もしエデルマンの処分がこのまま遂行されれば、2018年レギュラーシーズンは初戦のヒューストン・テキサンズ戦からジャクソンビル・ジャガーズ戦、デトロイト・ライオンズ戦、マイアミ・ドルフィンズ戦の4試合に参加できない。処分が取り消し、または、軽減されない場合、エデルマンの2018年シーズンは10月4日(木)のインディアナポリス・コルツ戦からとなるだろう。

ただし、控訴結果に関係なくトレーニングキャンプ参加とプレシーズンの試合出場は可能となっている。

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