「TEゲイツはチャージャーズでのプレーを希望している」と元RBトムリンソン
2018年07月04日(水) 10:55ロサンゼルス・チャージャーズのジェネラルマネジャー(GM)トム・テレスコがタイトエンド(TE)アントニオ・ゲイツの古巣復帰に関して代理人と連絡を取り合っていることを明かしてから約2週間が経過した。
しかしながら、トレーニングキャンプ開始まで1カ月を切った今もゲイツはフリーエージェント(FA)であり、チャージャーズはタイトエンド(TE)を欲している。
殿堂入りを果たし、現在はチャージャーズのフロントオフィスでスペシャルアシスタントを務めている元ランニングバック(RB)のラダニアン・トムリンソンは現地2日(月)、ゲイツの現在の状況についてNFLのラジオ番組『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』で次のように述べていた。
「アントニオが唯一プレーしたい場所はチャージャーズだと信じている。彼の頭の中には“もしプレーするなら、チャージャーズのために。チャージャーズでない場合、プレーはしない”という考えがあるはずだ」
チームメイトとして7シーズンを共に過ごしたトムリンソンにはゲイツの頭の中が分かるのかもしれない。
ハンター・ヘンリーがOTA(チーム合同練習)初日にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷して長期離脱する1カ月前、チームは15シーズンにわたってプレーしたゲイツに正式な別れを告げていた。
TE陣を強固なものにするゲイツの復帰がなかった場合、チャージャーズは生産性が証明されていないバージル・グリーンをデプスチャート上のトップに据えることとなる。
3年契約でチャージャーズに移籍したグリーンは今年で8年目を迎えるが、キャリア通算で71キャッチ、807ヤード、4タッチダウンしか記録していない。トレーニングキャンプを前にしたチームのロースターにはグリーンの他に、ブレイドン・ボウマンやショーン・カルキン、コール・ハント、ベン・ジョンソン、オースティン・ロバーツがいる。
一方のゲイツはキャリア通算で927キャッチ、11,508ヤード、114タッチダウンをマークしている。
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