ペイトリオッツWRエデルマン、4試合出場停止処分への申し立ては棄却
2018年07月04日(水) 09:49ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)ジュリアン・エデルマンは2018年シーズンの開幕4戦に出場できないことが正式に決まった。
NFL情報局『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地3日(火)、4試合の出場停止処分に対するエデルマンの控訴が棄却されたと報じた。このエデルマンへの処分はリーグ規定に違反するPED(運動能力強化薬物)使用によって科されたものだ。NFLのスポークスパーソンが後にこの動きを認めている。
レポーターのトム・ペリセロによれば、エデルマンの代理人は先週の月曜日、検査の際かその他プロセス中のミスによって今回の出場停止処分が科されたと主張していたとのこと。今回提出された証拠では、処分の取り消しや軽減を容認させるのに十分ではなかったようだ。
チームはクオーターバック(QB)トム・ブレイディのお気に入りWRであるエデルマンが不在となることにはいくらか慣れている。エデルマンは昨年のプレシーズン中にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷し、2017年シーズンをまるまる棒に振っていた。ただし、今年のエデルマンは完全に回復した状態でオフシーズンワークアウトプログラムに参加し、全員参加型ミニキャンプ時にもフィールドに姿を見せていた。
エデルマンは2018年レギュラーシーズン初戦のヒューストン・テキサンズ戦からジャクソンビル・ジャガーズ戦、デトロイト・ライオンズ戦、マイアミ・ドルフィンズ戦の4試合に出場不可能となったものの、トレーニングキャンプ参加とプレシーズンの試合には出場できる。
WRからはとりわけ、3年目のマルコム・ミッチェルやトレードで移籍してきたコーダレル・パターソンが、そして、ランニングバック(RB)からはジェームズ・ホワイトや新人のソニー・ミシェル、ジェレミー・ヒル、そして、レックス・バークヘッドらを含むすべてのRBに、エデルマンのターゲット分を担うチャンスがあるだろう。
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