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バッカニアーズQBウィンストンが殿堂入りWRモスとワークアウト

2018年07月13日(金) 12:28

タンパベイ・バッカニアーズのジェイミス・ウィンストン【AP Photo/Butch Dill】

今から約2週間後、トレーニングキャンプが開幕する際に、タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンは開幕から3戦の出場停止処分が決まって以降、初めて記者と対面することになる。

それまでの間、バッカニアーズのエースQBは殿堂入りを果たしたランディ・モスとの練習を通じてアドバイスをもらう予定だ。

モスは数日前、地方番組『WTVT』のケビン・オドネルに対し、ウィンストンについてこのように語った。

「彼はうまくやってきている。あれは道路にあるこぶのようなものさ。いいかい、戦い続けることだ。そういう時だってあるものさ。何が間違っていたかというと・・・女性が絡んでいたということだ。だから、そこには深く干渉しないよ。彼は間違ったことをしたし、彼も自分が悪かったことを認めている。1人の男として何を誤ったかを理解するのは彼自身だし、そこから学び、生きて、昇華するんだ」

ウィンストンはオドネルとの対談を断っている。リーグ規定の個人行動規範に違反したウィンストンは2018年シーズン開幕からの3戦に出場できない。NFLは2016年3月、ウィンストンが不適切、または、性的な方法で同意なしにウーバー(一般の提携ドライバーによる配車サービス)の女性運転手に接触したことによるリーグの行動規範の違反があったと結論付けた。

NFLのプレーヤーとして数々の試練や苦難を乗り越えてきたモスはできる限りの範囲でウィンストンにアドバイスを送りたいとも明かした。ウィンストンのような選手たちにとって、得た教訓を自分の中で生かせるかどうかは彼ら次第となる。

モスは次のように語った。

「前にも言ったように、自分が伝えられることを伝えようとしているだけだし、自分が経験したあらゆることを教えるだけ。彼らがそれをうまく理解してくれればそれでいいし、そうでなくても、だから何だって話さ」

サポーターたちの信用を取り戻すため、厳しい道のりが続くウィンストンはモスがシェアしようとするフィールド内外を問わないアドバイスに注意深く耳を傾けるだろう。

【S】