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「RBベルの良いニュースは明日までに」と期待するスティーラーズHCトムリン

2018年07月16日(月) 09:14

ピッツバーグ・スティーラーズのリビオン・ベル【AP Photo/Don Wright】

ピッツバーグ・スティーラーズのスターランニングバック(RB)リビオン・ベルの契約状況はここ2年を通じ、NFLオフシーズンにおける最大級の注目ニュースの1つであった。チームのヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは現地16日(月)までにベルからの良いニュースが聞けることを願っているようだ。

トムリンHCは先週、バージニア州の地方番組『WAVY-TV』の中で「当然ながら、われわれはその取引を終わらせたいし、(ベルも)そうしたいはずだ。全員がそう言ってきた。今や、その部屋の中での交渉次第となっており、必要なことだけを行っている最中だ。私は興奮しているし、期待している。月曜日までにはエキサイティングなニュースが聞けることを願っている」とのコメントを残していた。

契約延長なしでもう1年プレーするということは、去年と同様にベルがシーズン開始1週間前になるまで練習施設に姿を見せないことを意味するだろう。オールプロ選出2回のベルは先シーズンもラッシングでリーグ3位にランクインし、今年2月には契約交渉が去年よりも進展しているとも発言していた。しかしながら、今やもう7月中旬であり、まだ提示額にサインはされていない。

ベルとスティーラーズが16日の16時(東部標準時間)までに契約合意に至らない場合、ベルはまた、1,450万ドル(約16億3,000万円)のフランチャイズタグの下でプレーすることとなる。NFL情報局『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは今年5月、ベルは年俸1,700万ドル(約19億1,000万円)程度を希望しているようだと報じていた。また、レポーターのイアン・ラポポートは先週の土曜日に『Twitter(ツイッター)』を通じて次のような新たな情報を伝えていた。

「月曜日に最大の焦点となるのはまたスティーラーズのRBリビオン・ベルだろう。新たな進展があったようだが、どうやらもうじき決着を迎えそうだ――去年と同じように。終わりは近い。彼らが一線を超えられるかどうかは時間が教えてくれるだろう」

先月下旬、ベルは「昨年の繰り返しはこりごりなんだ。だけど、そうしかならない場合は当然、自分がやらなくてはならないことをやるまで。自分の立場を主張し、自分自身を守りたい。そうしたくはないんだけどね。キャンプに参加したいし、スティーラーズで長くプレーしたいんだ」と話していた。

ベルのトレーニングキャンプ参加を希望するトムリンの願いが叶うかどうかは残り時間あとわずかで判明する。チームはペンシルベニア州ラトローブのセント・ヴィンセント大学で7月25日(水)からトレーニングキャンプを開始する予定だ。

【S】