ニュース

イーグルスRBスプロールズが“あと1シーズン”だけのプレーと公言

2018年07月16日(月) 09:46

フィラデルフィア・イーグルスのダレン・スプロールズ【AP Photo/Matt Rourke】

フィラデルフィア・イーグルスはフリーエージェント(FA)やドラフトを通じ、改めてランニングバック(RB)ダレン・スプロールズにラン攻撃の重要な役割を任せる方針を明らかにした。

ところが、スプロールズ本人はどうやら今シーズンを終えて以降のプレーを予定していないようだ。35歳のRBはブログに“もう1年だけ”のプレー予定だと書きこんでいる。

スプロールズはシーズン第3週にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷する前から2017年をNFL最後のシーズンとする計画を立てていた。負傷したスプロールズは“このような形で引退はしたくない”という思いから、もう1年プレーを延長する気持ちが芽生えたようだ。また、スーパーボウルを制覇したチームの地位を守るためにプレーすることも、スプロールズが引退を1年先延ばしにした理由の1つだろう。

スプロールズはブログの中で「戻って来られてわくわくしているし、イーグルスのスーパーボウルチャンピオンの称号を防衛するために戻って来たことにはさらに興奮している。このチームやファン、そして、街には特別な何かがあるんだ。フィリー(フィラデルフィアのこと)に初めてのロンバルディ・トロフィーを持ち帰ることができたんだから、2年連続でそうしたいと思っている」と語った。

イーグルスは今年5月にスプロールズと合計100万ドル(約1億1,000万円)保証付き1,415万ドル(約15億9,000万円)の1年契約を結んだ。NFL14年目のシーズンを迎えるスプロールズは先発のジェイ・アジャイに次いでコーリー・クレメントとパスキャッチの役割を分担することになるだろう。

現在オールパーパスヤード(ラッシュパ、パス、リターンの合計)のカテゴリーで19,155ヤードを記録しているスプロールズがスティーブ・スミスの持つ19,180ヤード、マーシャル・フォークの19,682ヤード、そして、ティム・ブラウンの持つ19,682ヤードを超えて歴代5位に浮上する可能性が高まっている点にも注目しておきたいところだ。

スプロールズはブログに次のようにも記していた。

「自分は試合が大好きなんだ。ある時、娘のデビンが自分の目を見てもう1年プレーしなきゃダメだって言ってきたんだ。・・そうだね、それが一番大きかったかな」

【S】