シカゴ・ベアーズの新人たちが現地16日（月）からトレーニングキャンプを開始した。しかしながら、その中に最も注目度の高かったルーキーの姿は見当たらなかった。

情報筋の話を元に『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはベアーズが2018年ドラフトで1巡目に指名したラインバッカー（LB）ロクアン・スミスは新人キャンプに帯同していないようだと伝えた。

どうやら、現在のところまだ新人契約を結んでいないスミスは契約が完了するまでチームから離れているようだ。

来月2日（木）にホール・オブ・フェイム・ゲームを行う予定のベアーズは、今日から新人トレーニングキャンプを開始する。ベテランのキャンプは今週木曜日からの予定だ。

背が高く細身のスミスは今年4月に1巡目全体8位でベアーズからの指名を受けていた。2017年シーズンの彼はジョージア大学で137タックル、6.5サックを記録して（カレッジフットボールの最優秀LBに贈られる）バトカス賞を受賞していた。

両サイドラインからスピードを生かしてプレーメイクするスミスはダニー・トレバサンと並んで守備コーディネーター（DC）ビック・ファンジオから即戦力として期待されているほどだ。スミスのランやパスディフェンスに対する鋭い嗅覚は評価の低いベアーズ守備陣を活性化してくれるに違いない。

いずれにせよ、ベアーズは大至急スミスとの契約を締結させ、キャンプに参加させなければならないだろう。

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