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ラムズDTスー、「ドナルドには自分の額よりも価値がある」

2018年07月31日(火) 11:25


マイアミ・ドルフィンズのエンダマカン・スー【Ric Tapia via AP】

ディフェンシブタックル(DT)エンダマカン・スーはかつて、6,000万ドル(約67億円)の保証付き、6年1億1,400万ドル(約126億円)の契約を結んでディフェンシブプレーヤーとしての最高額契約を手に入れた。

マイアミ・ドルフィンズに所属していたスーは最高額の契約を手にしてからわずか3シーズン後の今オフシーズンにリリースされ、1年1,400万ドル(約15億5,000万円)でロサンゼルス・ラムズと契約を結ぶに至っている。今季のスーは2017年度の年間最優秀守備選手賞を獲得したアーロン・ドナルドとタッグを組む。

スーは『USA Today(USAトゥデイ)』のジェレット・ベルに対し、ドナルドの契約問題について語った。

「自分がもらったものよりも彼には与えられるべきだ。彼がハイレベルなパフォーマンスとそれを証明し続けるかぎりは当然のこと」

今現在、新契約を勝ち取るために2年連続となるホールドアウトを行うドナルドは新人契約5年目に689万2,000ドル(約7億6,500万円)を受け取る手はずとなっている。市場価値からすると、本来与えられるべき数字の3割程度にも満たないだろう。

多数の関係者によると、ドナルドはスーの元最高額記録を塗り替えようとしているわけでも、ボン・ミラーの契約額を追い抜こうとしているわけでもないようだ。ミラーは7,000万ドル(約77億7,000万円)の保証付きで年俸平均1,901万1,000ドル(約21億円)の契約をデンバー・ブロンコスと結んでいる。しかしながら、ドナルドが求めているのはQBと同程度の額であるという。

ジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードは両サイドが契約締結に向けて努力していると強く主張し続けており、ドナルドがキャンプに参加していないことにはあまり不安を感じていないとも明かした。

スニードはベルに対し、「アーロンにはここにいてほしい。だが、覚えておいてもらいたいのは、ここに来る時にはもう彼は良好な状態であるということだ」と語った。

オークランド・レイダースとのレギュラーシーズン第1戦まで残り6週間となっているラムズは、それまでにリーグ最高のディフェンシブプレーヤーとの間にできた深い溝を埋めることができるだろうか。

【S】