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WRボールドウィンには数週間の安静が必要とシーホークスHCキャロル

2018年08月01日(水) 12:29

シアトル・シーホークスのダグ・ボールドウィン【AP Photo/Chris O'Meara】

シアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)陣はすでにかなり危ない状態だ。

ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルは先月現地31日(火)、チームの公式サイトを通じてダグ・ボールドウィンが膝に軽い痛みを抱えていることを明かした。

キャロルHCはシーホークスのトップWRであるボールドウィンが「2、3週間は練習を回避する」と述べた後、さらに「われわれは適切に判断して彼を復帰させていく」とも語った。

昨シーズンのボールドウィンは75キャッチ、991ヤードでチームをけん引したが、これらの数字は今季も達成されるだろう。WRタイラー・ロケットの存在には面白みがあるが、ディープスレットのWRポール・リチャードソンとタイトエンド(TE)ジミー・グラハムがフリーエージェント(FA)でチームを去った後のチャートの層の薄さはかなり深刻だ。ベテランのブランドン・マーシャルがチームを活性化させる保証はなく、ジャロン・ブラウンとタナー・マクエボイもまだ成長段階だ。

シーホークスが抱える問題はこれだけでない。キャロルHCはディフェンシブエンド(DE)ディオン・ジョーダンが今オフシーズン中に手術した左足に痛みを訴えているとも明かした。ジョーダンが抱える痛みは脛(すね)周辺だとNFLネットワークのトム・ペリセロは伝えている。

キャロルHCはチームのフロントが常にパスラッシャーの補強を検討していると認める前、「彼(ジョーダン)は少しの間、離脱することになる」と述べていた。

NFLの薬物乱用プログラムに参加する必要がなくなったことはジョーダンにとっての良いニュースだったとペリセロは報じた。

シアトルにおける長いシーズンの消耗戦はすでに始まっている。

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