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セインツが元バイキングスのWRフロイドを獲得

2018年08月01日(水) 12:43

マイケル・フロイド【Jim Mahoney via AP】

シーズン開幕が迫る中、ニューオーリンズ・セインツがワイドレシーバー(WR)陣に新たな武器を手に入れた。

現地の情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、かつてミネソタ・バイキングスやニューイングランド・ペイトリオッツ、アリゾナ・カーディナルスでプレーしたWRマイケル・フロイドが先月現地31日(火)にセインツと契約を交わしたようだと報じた。元ドラフト1巡目指名選手であるフロイドは第51回スーパーボウル時にはペイトリオッツに所属しており、先シーズンはバイキングスでプレーしていた。

バイキングスではプレー機会が制限された28歳のフロイドは、11試合の出場で10キャッチ、78ヤードをマークするにとどまった。アリゾナ州での飲酒運転で1日の実刑判決を受けたフロイドは2017年になんとかNFL復帰を果たしたが、その後、カーディナルスからのリリースを決定づけた2016年12月の禁止薬物使用違反の罰則として、2017年シーズンは開幕からの4戦で出場停止処分を受けていた。

フロイドは多くのWRが在籍するニューオーリンズでマイケル・トーマスとテッド・ジンJr.に次ぐナンバー3のスポットを争うことになる。カーディナルス時代の2013年にマークした1,000ヤード、65レシーブのシーズンに近づくことはできるのか。さもなければ、単純にロースタースポット奪取を狙うWR陣を活性化させるためだけに獲得されたと言われかねない。

もし元ドラフト1巡目のフロイドが以前の姿を取り戻すことができれば、クオーターバック(QB)のドリュー・ブリーズがパス対象とみなさないはずがない。レギュラーシーズンの第1週までにフロイドがロースタースポットに登録されているかどうかは見ものだ。

ラポポートが伝え聞いたところによると、フロイドの獲得に加えてセインツはデトロイト・ライオンズとグリーンベイ・パッカーズでプレーした経験を持つガード(G)ドン・バークレイを獲得したようだ。