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ペイトリオッツがWRデッカーと1年契約を締結

2018年08月03日(金) 10:12

テネシー・タイタンズのエリック・デッカー【AP Photo/Michael Dwyer】

ジョーダン・マシューズをリリースしたニューイングランド・ペイトリオッツがすぐさまベテランのワイドレシーバー(WR)を獲得した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、ペイトリオッツがWRエリック・デッカーと1年契約を締結したようだと報じた。デッカーは今週に入って、ペイトリオッツでワークアウトを行っていた。

デッカーは故障者が多発し、かつ、出場停止処分を受けるジュリアン・エデルマンが所属するWR陣に加わる。ケニー・ブリット(ハムストリング)、マルコム・ミッチェル(膝)においては練習にも参加できていない。エデルマンの次点にはクリス・ホーガン、フィリップ・ドーセット、コーダレル・パターソン、ライリー・マッキャロン、ブラクストン・ベリオス、デビン・ルシエン、ポール・ターナーが控えている。

エデルマンが今季開幕4戦で出場停止処分を受ける中、デッカーはクオーターバック(QB)トム・ブレイディが求めているベテランパスキャッチャーとして合流することになる。

2012年から2015年にかけて4年連続950ヤード以上をマークし、そのうち3回は1,000ヤード超えを達成していたデッカーだが、ここ2シーズンは苦しむ姿を見せている。ニューヨーク・ジェッツで過ごした2016年は臀部(でんぶ)と肩の負傷によってほぼ活躍できず、先シーズンはテネシー・タイタンズと契約するに至った。昨季のデッカーは16試合に出場して54レシーブの563ヤード、1タッチダウンにとどまっている。

健康な状態であれば、エデルマンが不在中に31歳のデッカーがスロットからのルートランナーとしてペイトリオッツの勝利に貢献する可能性はあるだろう。

ペイトリオッツの現攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルは2010年にデンバー・ブロンコスでデッカーをドラフト指名した人物でもある。デッカーが2018年に以前のフォームを取り戻すならば、ニューイングランドがその最適な地となりそうだ。

【S】