コルツQBラック、「プレシーズン開幕戦は本当に緊張する」
2018年08月07日(火) 13:31ここまでのオフシーズンですべてのテストをクリアーしてきたインディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックには今週、さらなる大きな試練が待ち構えている。
コルツは現地9日(木)夜に開催されるシアトル・シーホークスとのプレシーズン開幕戦を戦うためシアトルへと飛び立つ。1クオーター分の出場が見込まれるラックは2017年1月1日以降で初めて試合中にボールを投じることとなる。
ラックは『NBC Sports(NBCスポーツ)』に対し、サーズデーナイトゲームについて「緊張するかって? もちろん緊張するだろうね」と心中を明かした。
試合前の食事にのどが通る程度の緊張であってほしいと願うばかりだ。
ラックにとっての次なるステップは無傷でプレシーズンゲームを終えること。復帰中のラックはこの試合で初めてリスクのある状況に置かれることになる。
練習報告によると、ラックはシーズン開始とともに復活するプラン通りに進んでおり、日に日にボールの飛距離が伸び、投じたボールのノビに関しても戻って来ているとのことだ。
ラックはこのようにも述べている。
「頭の中にある制御機能をオフにすることができている。フィールドに立ち、ボールを投げるだけだ。もう自分を押さえつけるものなどない。本当に良い感覚があるし、お気に入りの着慣れたスポーツシャツを着ているような感じさ。同時に、まだちょっとした奇妙な感じや新鮮な気持ち、ふわっとした気持ちもあるけれどね」
ヒットを受けることや、故障した肩にぶつかることも、プロセス内の次なるステップだ。プレシーズンゲームを戦い抜き、その後に違和感がないとすれば、それはラックがレギュラーシーズン開幕時にフルタイムで稼働可能であることを意味するだろう。
19カ月間もゲームから遠ざかった後のラックのプレシーズン登場は、エキシビジョンシーズン中に最も待ち望まれたイベントの1つでもあるはずだ。
【S】