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契約交渉を粘りプレシーズン欠場の選手に高額罰金

2018年08月11日(土) 03:34


オークランド・レイダースのカリル・マック【Aaron M. Sprecher via AP】

2018年プレシーズンが始まってなお、契約を拒み続ける有名NFLプレーヤーの経費が急上昇している。

とりわけプレシーズンゲーム欠場のペナルティの影響を受ける可能性が高いのはルーキー契約の5年目オプションに突入するカリル・マックとアーロン・ドナルドだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはディフェンシブエンド(DE)マックは欠場1試合につき81万4,000ドル(約9,000万円)の罰金が課されると報道。マックは現地10日(金)に予定されるオークランド・レイダースのプレシーズン初戦には出場しないと見られている。

加えて、9日に行われたラムズの試合に姿を見せなかったディフェンシブタックル(DT)ドナルドは1試合あたり40万5,000ドル(約4,500万円)を失っていくという。

罰金は団体交渉協約(CBA)の規定に基づいて決定されており、各チームはプレシーズンの試合を欠場するたびに5年目オプションから差し引くことが認められている。マックは契約最終年に1,384万6,000ドル(約15億3,200万円)が見込まれており、ドナルドは689万2,000ドル(約7億6,300万円)を得る予定だ。

両選手ともフィールドでプレーするまでに新契約の締結を願って粘り続けている。

とはいえ、罰金はチームの判断で撤回される場合もある。最終的に選手が折れればチームが罰金の徴収を断念することが多いが、すべての場合でそうとは限らない。

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