不安視されていたピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB）ベン・ロスリスバーガーの負傷は大事に至らなかったようだ。

地方紙『Pittsburgh Post-Gazette（ピッツバーグ・ポスト・ガゼット）』によると、ロスリスバーガーは問題なく脳震とうプロトコルから外れたという。

現地14日（火）、練習中にヒットを受けた “ビッグベン”ことロスリスバーガーは直後こそ頭を押さえながら横たわる姿も見られたが、練習場を去る際には自らの足で立っていた。

オフェンシブタックル（OT）マーカス・ギルバートは練習後、ロスリスバーガーはロールアウトした後でラインバッカー（LB）キーオン・アダムスをブロックしていた自分と接触したと記者に説明。さらに、ヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンはロスリスバーガーが脳震とうプロトコル入りすることになると述べていた。

ロスリスバーガーは16日に開催されるグリーンベイ・パッカーズ戦のために敵地へと乗り込んではいるものの、頭部負傷にかかわらず、以前からプレシーズン2戦目に出場する予定はない。

AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）の優勝候補でもあるスティーラーズにとってロスリスバーガーが早期段階でクリアーとなった意味は大きいだろう。チームが希望すれば、ロスリスバーガーはプレシーズン第3戦に出場することも可能だ。

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