クリーブランド到着のWRブライアント、ブラウンズを訪問へ
2018年08月17日(金) 10:18プレシーズン中で最も期待値が高いとされるフリーエージェント(FA)選手のチーム訪問が始まる。
元ダラス・カウボーイズのワイドレシーバー(WR)デズ・ブライアントが現地16日(木)、クリーブランド・ブラウンズを訪問するため、チームが練習地とするクリーブランドに到着した。ブライアントはクリーブランド・ホプキンス国際空港でファンへのサインに応じる場面が目撃されている。地元紙『Cleveland Plain Dealer(クリーブランド・プレイン・ディーラー)』はブライアントの代理人を務めるキム・マイエイルもまた、ブライアントと共に現地入りしたと報じている。
ブライアントがWRの布陣に明らかな人員不足が生じているブラウンズと即座に契約を結ぶかどうかはまだ不明だ。ジョシュ・ゴードンがチームから離脱していることにより、クリーブランドにおけるパスキャッチャーの需要はかなり高まっている。
2016年、2017年シーズンと連続して生産性にかげりが見えた29歳のブライアントは今年4月にカウボーイズからリリースされた。かつてはフィールドを支配した強靭な肉体を持つブライアントが高額契約を結んだ2015年以降に900ヤード以上をマークしたことはない。カウボーイズとの契約は2014年にファーストチームのオールプロに選出されるなど、圧倒的な数字を残したこともあっての贅沢なものだった。
30歳となるシーズンを迎えたプロボウル3度出場のブライアントがどの程度のインパクトをチームに与えられるかは興味深いところだ。ブラウンズがブライアントと契約を交わした場合、少なくともゴードンが復帰するまでの間、ブライアントはジャービス・ランドリーに次ぐ2番手のWRとして位置することになるだろう。
ブライアントにとっても、ブラウンズはNFLの中で最もチャンスの多いチームであるはずだ。
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