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ブラウンズWRゴードンはシーズン第1週までに復帰の可能性も?

2018年08月20日(月) 11:31


クリーブランド・ブラウンズのジョシュ・ゴードン【AP Photo/David Richard】

ワイドレシーバー(WR)ジョシュ・ゴードンはいまだチームに戻って来ていない。

クリーブランド・ブラウンズは現地18日(土)、個人的事情でチームを離れ、トレーニングキャンプを欠席していたベテランWRゴードンが近々復帰すると発表した。NFLの薬物乱用プログラムによると、アクティブ/ノンフットボール・イルネスリストに登録されているゴードンはミーティングや練習に参加可能である一方、次のプロセスを完了するまでまだ試合に出場することはできないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。

NFLのスポークスマンを務めるブライアン・マッカーシーはゴードンにはフィールド上で運動可能になるまでのタイムテーブルがまだないことを明らかにしているが、ヘッドコーチ(HC)ヒュー・ジャクソンはすでに9月9日(日)のシーズン第1週(ピッツバーグ・スティーラーズ戦)にゴードンが出場可能だと見ているようだ。

ジャクソンHCは18日、地元紙『The Plain Dealer(ザ・プレーン・ディーラー)』に対して次のように語っている。

「チャンスはある。当然、われわれは同時にそれを1つのステップととらえている。彼のフォーカスはミーティングやコンディショニングに参加することにあり、われわれはまずそこからスタートするんだ。彼が第1週までに活動可能になるよう願っている」

先日、2012年のサプリメンタルドラフト(補足ドラフト)2巡目のWRはフロリダ大学での治療プログラムを終えた。ジャクソンHCはプロ入り後から出場可能な96試合中56試合に欠場してきたゴードンに対し、「彼にはフィールドに復帰する権利がある」と強調し、次のようにも述べていた。

「われわれはもうじきの判断だと思っている。しばらくの間、彼とは離れ離れになっていた。彼にはチームメイトと会う機会が必要だし、われわれのシステムに順応するための時間も必要だ。また、われわれが毎日をどのような方針で進めているのかも知る必要がある。そして、フットボールのプレーを可能にさせてやらねばならない」

ここ約1カ月を通してゴードンが不在の中、ルーキーWRのアントニオ・キャラウェイがXファクターとしてオフシーズンに加入したWRジャービス・ランドリーと共にファーストチームで練習を行ってきた。

ゴードンは先シーズン、12月の5試合で18キャッチ、335ヤード、タッチダウン1回を記録しており、衰えぬプレーメイク能力の高さを見せつけていた。ゴードンのスピードが万全となり、フィールド復帰が可能となった場合、チームのロースター上でナンバーワンのWRであるということを証明するまでにそう長い時間はかからないだろう。

ゴードンとランドリー、そして、キャラウェイがゲームに出そろえば、ジャクソンHCは今までの経験にないほどの強力なWRトリオを形成することが可能となるはずだ。

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