レイブンズのトップCBスミスに4試合の出場停止処分
2018年08月22日(水) 10:18ボルティモア・レイブンズはシーズン前半の4試合をチームのトップコーナーバック(CB)不在のまま戦うことになる。
リーグのスポークスマンは現地21日(火)、NFLの個人行動規範に違反したCBジミー・スミスがレギュラーシーズン4試合の出場停職処分を受けたと発表した。スミスに罰金は科されていない。
レイブンズはリーグの決定に対して「われわれのプレーヤーであるジミー・スミスがNFLの個人行動規範に違反した。レイブンズはNFLの決定を全面的に支持する」との声明を発表している。
今回の出場停止処分はスミスが元恋人に対して不適切な行動を取ったとされる証拠が見つかったことで決定されたようだ。
スミスはレイブンズを通じて声明文を発行し、自身の行動についてこのように述べている。
「元恋人やNFL、レイブンズ、コーチ、チームメイト、婚約者、そして、ファンの皆さんに対して心から謝罪したい。過去の行動が出場停止処分を招いたことにとても失望している。この経験からすでにたくさんの事を学んでおり、さらに多くの事を学ぶことを約束する。このことを生かし、自分自身を信じ、より良い人間や、より良い父親になれるよう精進していく。フィールの内外を問わず、最高の自分になれるよう全身全霊を注いでいく」
「過去の行動に対する責任をすべて受け入れる。前に進み、NFLとレイブンズが自分の犯した過去の過ちはもう2度と繰り返されることはないと確信できるよう努力する。2人の息子やNFL、レイブンズコミュニティ全体のためにも、ポジティブなロールモデルとなれるように全ての段取りを踏む所存だ」
スミスの停止処分は9月1日(土)から執行される。アクティブロースターに復帰可能となるのは10月1日(月)であり、これはピッツバーグ・スティーラーズ戦が終了した翌日にあたる。レギュラーシーズンが開幕するまでの間、スミスはプレシーズンの練習やゲームに参加可能だ。
昨年12月にアキレス腱を断裂して戦列を離れていたスミスは、新たなシーズンでの復活を望んでいた。ブランドン・カーがもう一方のコーナーを確定させる中、レイブンズはマーロン・ハンフリー、タボン・ヤング、モーリス・キャナディー、新人のアンソニー・アヴェレットらの中からスミスの代わりとなるプレーヤーを探し出すことになる。
プロ8年目に突入していたスミスはコロラド大学からドラフト1巡目指名全体27位でレイブンズに入団している。
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