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レイダースがCBクロマティーと契約締結へ

2018年08月23日(木) 13:49


ニューヨーク・ジャイアンツのドミニク・ロジャース・クロマティー【Aaron M. Sprecher via AP】

オークランド・レイダースがセカンダリー補強のためにプロ11年目のベテランを獲得した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、現地22日(水)に元ニューヨーク・ジャイアンツのコーナーバック(CB)ドミニク・ロジャース・クロマティーのワークアウトを実施したレイダースはそのまま契約する予定のようだ。

ラポポートは『Twitter(ツイッター)』に「DRC(クロマティーの略称)が先ほどメールをくれた。彼曰く、“その時が来た”とのこと。正式にレイダースのメンバーとなるようだ」と記している。

ロジャース・クロマティーは今年3月に4シーズンを過ごしたジャイアンツからリリースされた。レイダースとの契約前にはライバルチームであるロサンゼルス・チャージャーズやシアトル・シーホークスからも関心を寄せられていたCBだ。

守備コーディネーター(DC)初年度となるポール・ギュンサーにとって32歳のロジャース・クロマティーは未知なるセカンダリーの選手となる。すねの負傷によってルーキーイヤーのほとんどを棒に振ったプロ2年目の暫定的な先発CBギャリオン・コンリーは臀部(でんぶ)の負傷でフィールド復帰を果たしたばかり。コンリーの他にはラシャン・メルビンやベテランのレオン・ホール、元カロライナ・パンサーズのダリル・ウォーリー、元バッファロー・ビルズのシャリース・ライトやニック・ネルソンが在籍している。

DRCはオークランドの地でどのポジションを確保するのだろうか。チームは彼を先発として出場させるのか、スロットとして起用するのか、はたまた、カール・ジョセフやオビ・メルフォンウーの結果が出なかった場合のバックアップとして機能させるのかどうかは不確かだ。

報道によると、レイダースは先日リリースされたばかりのセーフティ(S)ジョージ・イローカとも接触していた。しかしながら、イローカがミネソタ・バイキングスとの契約に合意したため、レイダースはバックアッププランとしてDRC獲得に動いたとも考えられる。チームはまた、フリーエージェント(FA)のCBバシャード・ブリーランドも獲得候補として調査していたようだ。

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