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ペイトリオッツRBヒルが今季絶望となる膝の故障

2018年09月11日(火) 12:04

ニューイングランド・ペイトリオッツのジェレミー・ヒル【AP Photo/Stew Milne】

ニューイングランド・ペイトリオッツに所属するランニングバック(RB)ジェレミー・ヒルの今シーズンはわずか1週間で終わってしまった。

ヒルはヒューストン・テキサンズとのシーズン第1週で今季絶望となるACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂という大ケガを負った。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地の情報筋の話を元に報じたものだ。

現地9日(日)に行われた試合の第3クオーターで相手の膝が自分の足に入ったヒルがゲームから離脱している。すぐさま除外となったことからもダメージの深刻さがうかがわれていた。ニューイングランドの地で実力のあるバックアップとして地位を築いていた25歳のRBは4キャリーで25ヤード(1アテンプト平均6.3ヤード)、キャッチ1回で6ヤードをマークし、スペシャルチームのメンバーとして1回のパントブロックも記録している。

トレーニングキャンプ中に体重を落とし、マイク・ギリスリーとのポジション争いにも勝ち残った元シンシナティ・ベンガルズのRBにとっては残酷な結果となった。プレシーズン中から印象に残る活躍を続けていたヒルはジェームス・ホワイトやレックス・バークヘッドに次ぎ、RBとしてドラフト1巡目の新人ソニー・ミシェルよりも優位に立っていた。なお、ミシェルはシーズン第1週時にインアクティブ登録だった。

今オフシーズンにペイトリオッツと契約を交わしてキャリアの再興を期していたヒルは、残念なことに、9日の悲劇的な故障によって再び控えメンバーに出戻ることとなってしまった。

【S】