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レイダースがWRブライアントと再び契約

2018年09月12日(水) 13:28


オークランド・レイダースのマータビス・ブライアント【AP Photo/John Hefti】

現地11日(火)、オークランド・レイダースとワイドレシーバー(WR)マータビス・ブライアントの関係性がさらに奇妙さを増した。

チームの情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えたところによると、レイダースとブライアントが1年の単年契約で合意したようだ。ペリセロはブライアントが相手のホームとなるデンバー・ブロンコス戦でのプレーを前に興奮しているとも伝えている。

突然のリリースから10日後にブライアントがオークランドに戻って来るとは何とも理解に苦しむ話だ。2018年ドラフトで3巡目の指名権と引き換えにトレードでレイダースへとやって来たブライアントは、ここ4シーズンで3度目の新たな出場停止処分に直面していると報じられる中で、一見するとチームから見限られたような印象だった。

だからこそ、10日前のレイダースは先行き不透明なWRとの取引を嫌っていたのではなかったのか。ヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンとチームの考えはいかにして変わったのだろうか。ひょっとすれば、マンデーナイトに行われたロサンゼルス・ラムズとの初戦での大敗が魅惑的な才能を持つブライアントのような選手の獲得を再考させたのかもしれない。

ラムズ戦でレイダースはわずか13点しか挙げられず、アマリ・クーパーとジョーディ・ネルソンのデュオはわずかキャッチ4回、32ヤードを記録するにとどまった。また、この試合でのクオーターバック(QB)デレック・カーはインターセプトを3度記録し、タッチダウンパスを投じることはなかった。

確かに、ブライアントはカーにとってパスゲームにおけるディープスレットとなるだろう。ただし、ブライアントに関しては多数の疑問が残っている。ペリセロによると、ブライアントにはまだ出場停止処分の可能性が残されており、さらに、短かったオークランドでの夏の間に以前のような動きを見せてはいなかったことにも留意しておきたい。

今週末に先発したブライアントがどの程度の、そして、どのくらいの期間でチームに影響を与えるのだろうか。

控えめに言っても、グルーデンHCによる第2次政権は興味深いスタートを切っている。

【S】