シーホークスがインサイダー取引で逮捕のLBケンドリックスと契約か
2018年09月14日(金) 10:37今月初旬にインサイダー取引の疑いで逮捕となり、その罪を認めているインサイドラインバッカー(ILB)マイカル・ケンドリックスはそれにもかかわらず、まだNFLでのキャリア継続を願っていた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地の情報筋の話を元に伝えたところによると、シアトル・シーホークスは現地13日(木)に現在フリーエージェント(FA)となっている元クリーブランド・ブラウンズのラインバッカー(LB)の訪問を受け入れ、現在は契約締結に向けて動いているようだ。
米国連邦検事のウィリアム・マクスワンによると、ケンドリックスと共同被告のダミレア・ソノイキーは共謀による証券詐欺の罪で容疑者となった。事実が発覚した直後の先月29日にブラウンズからリリースされたケンドリックスは現地9月6日(木)に罪を認めている。
今年12月の裁判で最大25年の禁固刑を宣告される可能性もあるケンドリックスには、NFLの個人行動規範の下でも何かしらの制裁が加えられる可能性がある。
ゴールドマン・サックスグループの銀行員で幼馴染のソノーキーから非公開情報を得ていた27歳のケンドリックスは、2014年7月から2015年3月にかけて約120万ドル(約1億3,000万円)の利益を手にしていた。マクスワン検事によると、ケンドリックスは非公開情報と引き換えにソノーキーに対して1万ドル(約110万円)とイーグルスのチケットを渡していたという。
2012年から2017年までイーグルスでプレーしていたケンドリックスは今オフシーズンにブラウンズと1年契約を締結させたばかりだった。
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