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RBベルのトレードを正式に考慮するスティーラーズ

2018年09月25日(火) 10:45

ピッツバーグ・スティーラーズのリビオン・ベル【AP Photo/Don Wright】

かつてのピッツバーグ・スティーラーズはランニングバック(RB)リビオン・ベルに関するすべてのトレードの打診に断りを入れてきた。今、チームは少なくとも打診されたトレード内容には耳を傾けているようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えるところによると、スティーラーズはフランチャイズRBに関する他チームからの問い合わせを複数受けており、以前とは態度を変えてその可能性を保留にしているという。

トレードは複雑な内容となるだろうが、不可能ではない。スティーラーズにはあらゆる取引を完了させる前にベルがフランチャイズテンダーにサインする必要があり、実質的にベルにはトレードに同意しなければならない。1,454万ドル(約16億4,000万円)のテンダーにサインしていないベルは、現時点でスティーラーズの契約下にはない。

ラポポートによれば、トレードの締め切りが近づくにつれてこの話題はさらにヒートアップするだろうとのこと。締め切りは10月30日(火)となっている。

試合を欠場するベルには1週間あたりおよそ85万3,000ドル(約9,600万円)の罰金が科される。

ラポポートはあるチームが仮にベルを獲得するとなれば、そのチームには約1,000万ドル(約1億1,000万円)分のキャップスペースが必要だと指摘する。ベルの新天地となるチームは今季終了後まで長期契約を交わすことはない。

ベルは自身の新契約によってRB全体の市場価値を引き上げようと試みている。トレードを希望するチームはその要望に応えるか、あるいは、フリーエージェント(FA)市場への自由を切望する選手に投資し、短期契約を結ぶリスクを取る必要があるだろう。

【S】