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ライオンズとのトレード話を蹴っていたペイトリオッツTEグロンコウスキー

2018年09月25日(火) 12:25

ニューイングランド・ペイトリオッツのロブ・グロンコウスキー【AP Photo/Duane Burleson】

現地23日(日)晩、ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーはオフシーズン中にデトロイト・ライオンズとのトレードに抵抗し、引退を示唆して逃れたことを明かした。

ペイトリオッツがオールプロのタイトエンド(TE)をデトロイトへとトレードする間近だったとの報道について問われたグロンコウスキーはその内容を肯定。クオーターバック(QB)トム・ブレイディの側を離れる意志はなく、そうなるのであれば引退すると宣言してトレードを拒否したと語っている。

『Boston Sports Journal(ボストン・スポーツ・ジャーナル)』によると、グロンコウスキーは記者に対して「あぁ、本当にあった話だ」と話し、「自分のQBはブレイディだ・・・ブレイディがいないところに行くつもりはない」と続けたという。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは2週間前、今オフシーズン中にグロンコウスキー獲得に関して興味を示したチームが複数あり、ペイトリオッツはそのいずれかのチームと合意間近に迫っていたと報じている。『ESPN』が23日にそのうわさのあったチームはライオンズだと伝えた。

エリック・エブロンがチームを去った後のライオンズはオフシーズン中にTEのルーク・ウイルソン、レビン・トイロロと契約を交わした。これに対し、グロンコウスキーは改定されたペイトリオッツとの契約に合意し、今シーズンは追加のインセンティブ430万ドル(約4億9,000万円)が付与された最大1,330万ドル(約15億円)を受け取ることになっている。

グロンコウスキーは23日、ライオンズ相手に黒星を喫した試合でキャッチ4回、51ヤードをマークしてチームをけん引していた。

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