バッカニアーズHCコッター、次戦の先発QBについては語らず
2018年09月26日(水) 10:21現地24日(月)に行われたピッツバーグ・スティーラーズとの一戦を30対27で惜しくも落としたタンパベイ・バッカニアーズ。先発クオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックのこの試合におけるパフォーマンスは波が激しく、ヘッドコーチ(HC)のダーク・コッターはシーズン第4週の先発QBに関し、停止処分明けのジェイミス・ウィンストンか、あるいは、ここまで先発を務めてきたフィッツパトリックにするのか、その判断をまだ下せていないようだ。
コッターHCは「故障者報告書がどうなるか見てみよう。ゲームがある時はいつだってその翌日にはどうなっているか分からないものだ。水曜日には分かるはず。成り行き次第だ。私の判断を皆に伝える前に、ぜひともジェイミスと直接会って話がしたい」と明かした。
スティーラーズ戦では3回のインターセプトを立て続けのドライブでくらい、ハーフタイムまでにチームを30対10の窮地に立たせたフィッツパトリックだが、後半からエンジンがかかると見事なプレーを連発し、先発の座をキープするために有望な活躍もしていた。35歳の司令塔は50回のパスを投じて30回の成功、411ヤード、タッチダウン3回を記録している。
マンデーナイトゲームでは不安定なパスも見られたが、フィッツパトリックは全体を通して見れば先発の座をキープできるだけの内容を残した。3試合連続で400ヤードを投じたQBが先発の座を外されるパターンは考えにくい。
とは言え、コッターHCは25日に停止処分から復帰するウィンストンに対して信頼を置いており、その判断についてはまだ何が起きるか分からない。
コッターHCは「われわれはジェイミスが大好きなんだ。彼はわがチームの一員であり、早く復帰したいと思っている。ロッカールームの中でも最高のプレーヤーだ。最終的にはどのような役割であろうと、ジェイミスがその役割をまっとうし、持てる力を最大限に発揮してくれることは分かっている」とも明かしている。
30日に開催されるシカゴ・ベアーズ戦を前にバッカニアーズがどちらを先発QBに指名するのかは非常に興味深いところだ。
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