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バッカニアーズQBウィンストンはバックアップとして復帰か

2018年09月27日(木) 11:29

タンパベイ・バッカニアーズのジェイミス・ウィンストン【AP Photo/Mark Zaleski】

タンパベイ・バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)ダーク・コッターはシーズン第4週にライアン・フィッツパトリックとジェイミス・ウィンストンのどちらを先発クオーターバック(QB)として起用するかの答えをすでに出している。ただし、コッターHCがそれを公(おおやけ)にするつもりはまだないようだ。

コッターHCはシカゴ・ベアーズ戦を前にして手の内を明かしたくないようだが、3試合の出場停止処分から明け、チームに復帰したウィンストンは現地26日(水)朝に行った記者会見で先発QBというよりはむしろバックアップQBのような話しぶりだった。

チームが成功を収め続けるためには何でもやると強調し、2勝1敗と好調なチームの勝利に貢献することを願っている様子のウィンストンは、記者に対して次のように語った。

「このチームへの情熱や愛情は3試合の間フットボールを投げていようが、いまいが、変わらないものだ。さっきも言ったように、今日は戻って来た初日。そういう質問に返答する前に、単純に楽しませてくれないか」

ウィンストン不在の中でもチームの攻撃陣は輝き、QBフィッツパトリックはリーグ史上初となる3試合連続の400ヤード超えを記録した。

シーズンの第1週、第2週と連続でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の攻撃部門の週間MVPに選出されたベテランQBは、現時点でリーグ1位となる合計1,230パスヤードを記録しており、また、11回のタッチダウンパス数はリーグ2位となっている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現場の情報筋の話を元に伝えたところによると、フィッツパトリックは26日の練習時にもほとんどをファーストチームで過ごしていたようだ。

ウィンストンは出場停止処分中も試合をチェックしていたと語り、“フィッツマジック”がシーズン第1週からリーグを席巻していることも把握しているようだ。

記者に対してウィンストンはこのように語っていた。

「あごひげだけなら珍しくもないが、400ヤードを3試合連続で投げるとは、これはもう惚れるしかない。コミュニティとしても、勝てているこの流れを支えなくてはならないし、事がうまく進んでいる時はそれを最大限に生かすべきだ。自分は単純に戻って来られてハッピーだ。その好調な流れの一部として戻って来られたんだから。もう遠くから見つめることはない。チームメイトたちとここにいられるんだ」

先発となろうが、フィッツパトリックのバックアップを務めようが、ウィンストンは自身の復帰がチームの流れを変えることはないと明かし、フィールド上でのチームの成功に貢献することだけを望んでいるようだ。

「チームの成功がすべてさ。自分は自己中心的な選手ではないよ。チームがすべてなんだ。僕らは今、かなり大それたことをやっているし、これからもそれは継続していかねばならない」

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