トレードを望まないスティーラーズRBベルは数週間以内にチーム合流か
2018年10月08日(月) 12:42ピッツバーグ・スティーラーズはランニングバック(RB)リビオン・ベルの売り込みを活発に進めているものの、今のところ、ベル自身はピッツバーグ以外にホームだと感じる居場所があるとは思っていないようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは『NFL GameDay Morning(NFLゲームデー・モーニング)』の中で、まだフランチャイズテンダーにサインしていないベルは残りのシーズンをスティーラーズで過ごすために数週間以内にチームに合流することが予想されていると伝えた。
ラポポートは次のように述べている。
「私の知る限り、リビオン・ベルは数週間以内にチームに復帰すると予想されている。そして、彼が今意識しているのは他チームに移籍するのではなく、スティーラーズに復帰してチームのために一定の成績を残すことであるようだ。スティーラーズは公(おおやけ)に彼のトレードを画策しており、彼らは他チームからの電話も受けている。また、スティーラーズも何度か電話をかけているようだ。まだ正式な話は出てきていないが、チームがトレードについて話合っているのは確かだ」
「リビオン・ベルに関してはいくらかネガティブな面がある。彼はチームに復帰し、新たなオフェンスを学ばなくてはならず、昔の彼のようであるかは分からない。私の知る限りでは、トレードを受けた方がベルにとっては有益だと説得される可能性もあり、彼がそれを望んでいるわけではない。言い換えると、今年のリビオンはスティーラーズでのプレーを希望しているということだ」
トレード期限である今月30日(火)は要チェックすべき日付となる。スティーラーズがその日までにトレードを成立させない場合、今シーズンをフリーエージェント(FA)権取得要件の年数として加算するために、ベルは来月13日までにフランチャイズテンダーにサインする必要がある。
4試合を欠場しているベルには罰金340万ドル(約3億9,000万円)が科せられることになる。そんなベルが不在の間、スティーラーズはRBジェームズ・コナーを頼りにしてきた。
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