元オールプロRBのチャールズがジャガーズと契約
2018年10月10日(水) 09:17ランニングバック(RB)ジャマール・チャールズが足を止めることはない。
現地9日(火)、ジャクソンビル・ジャガーズが元オールプロのRBチャールズと契約を締結したことを発表した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロはこれが単年契約だと報じている。
レナード・フォーネットがハムストリングを負傷してチームを離脱しているため、ジャガーズはチャールズを含む数名のRBをチームに招待していた。今回の動きに付随してジャガーズはブランドン・ワイルズをカットしている。
この動きによって、1キャリー平均4.4ヤードを記録しているものの1試合で60ランヤードは達していないT.J.イェルドンとチャールズが仕事を分担することとなる。
デンバー・ブロンコスが昨年にチャールズを招待した際、31歳のRBはまだ余力が残っていることを証明していた。キャリアを通じて初めてバックアップの役割へと回ったチャールズだが、5試合では少なくとも8キャリー以上を記録していた。しかしながら、シーズンが終盤に近づくに連れてチャールズの役割は減少し、最終的には14試合に出場して296ヤードで終わっていた。
チャールズはプロ入り後の8シーズンをカンザスシティ・チーフスで過ごし、2010年からプロボウルにも4回選出されている。ACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂を含む複数回の膝の故障は2015年、2016年シーズンに多大な影響を及ぼし、カンザスシティでのキャリアにはあっけなく終止符が打たれた。
10年目のベテランRBはキャリアを通じて7,556ヤードを積み上げており、キャリア通算の1キャリー平均5.4ヤードという数字はスーパーボウル始まって以来、クオーターバック(QB)を抜きにして歴代トップの数字となっている。
【S】