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膝の痛みに再び悩まされるパッカーズQBロジャース

2018年10月12日(金) 11:55


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Jeffrey Phelps】

レギュラーシーズン開幕時にキャリア史上最高の逆転勝利を飾った際に痛めていた膝の状態は、まだベテランクオーターバック(QB)を悩ませているようだ。

グリーンベイ・パッカーズのQBアーロン・ロジャースは現地11日(木)、シーズン第5週のデトロイト・ライオンズ戦に黒星を喫する前のリハビリ時点ではまだ痛みのぶり返しに悩んでいたことを明かした。サンフランシスコ・49ersとのマンデーナイトゲームにさほどの影響を与えることはないと見られているものの、ロジャースが膝に大きな保護装具を装着した場合には動きが制限される可能性はあるだろう。

ロジャースは『ESPN』に「そうだね、先週は痛みのぶり返しがあった。先週の初めはね。今日はまた、リハビリのグループに入らなくてはならない。(アシスタントトレーナーの)ネイト(ウィアー)と一緒に良いトレーニングをする必要がある。明日には出られることを願っている。良い感覚の金曜日になってほしいし、日曜日には練習がしたい。そして、出場の準備ができたらいい。デトロイトにいた時くらいの感じに戻れればと思っている」と明かした。

開幕戦で膝をひねるアクシデントが起こって以降、ロジャースは練習初日を欠席するサイクルに入っている。それゆえ、木曜日の練習欠席に意外性はなかったものの、より驚くべきことはロジャースが442ヤードとタッチダウン3回を記録した試合でも膝に痛みを抱えていたということだろう。この日はロジャースがストリップサックで2回のファンブルを記録したことや、メイソン・クロスビーによる5度のキックミスが致命的となっていた。

現時点でロジャースが何よりも懸念しているのは49ers戦で膝に大きな保護装具を装着することのようだ。

膝に装具を着けることについて問われたロジャースは「そうならないことを願う」と打ち明け、「先週と同じ装具を付けることが目標だ。それでも、うちにはたくさんの信頼できるトレーニングスタッフがいるし、もっとも安全だと思われる装具を着けて、月曜日にはこれまでと同じような動きをできるようにしてくれるはずだ」と続けている。

リハビリが続く中、ロジャースが金曜日の練習を欠席するかどうかはまだ分かっていない。

【S】