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レイダース、WRクーパーのトレードにドラフト1巡目指名権を要求

2018年10月16日(火) 11:52

オークランド・レイダースのアマリ・クーパー【AP Photo/D. Ross Cameron】

オークランド・レイダースのヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンが公(おおやけ)にワイドレシーバー(WR)アマリ・クーパーのトレード可能性を語ることはないかもしれない。しかし、チームはすでにクーパーを放出する代わりに要求すべきものの答えを持っているようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、レイダースがクーパーとのトレードで要求するものはドラフト1巡目指名権だとのこと。レイダースがトレード期限となる現地30日(火)までのクーパーに関するトレード成立に関心を抱いていると最初に報じたのは『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』のジェイ・グレイザーだ。

ラポポートは『The Aftermath(ジ・アフターマス)』の中で「レイダースは彼に関するトレードの可能性について他球団と会話している。私の知る限りでは、彼らはアマリ・クーパーのトレードにドラフト1巡目指名権を要求しており、これが意味することは計り知れない。彼のトレードが不可能ではないとしても、成立は難しそうに思われる」と語っていた。

ロンドンで開催されたシアトル・シーホークスとのシーズン第6週の試合で大敗を喫した後、グルーデンHCはチームがこの試合中に脳震とうを発症したクーパーの取引を画策しているかどうかについては詳細を語らずにいた。

グルーデンHCはトレードに関し、「私は知らない。まだ聞いていない。このような報道に取り合うこと自体に申し訳なく思う。アマリには何も問題がないことを願っている。前にも言ったように、彼はパス攻撃におけるチームの重要な選手だ。どうなるかはこれから分かるだろう。彼は大丈夫だと願っている」と『Las Vegas Review-Journal(ラスベガス・レビュー・ジャーナル)』に述べていた。

レイダースがクーパーのトレードでどの程度の見返りを手にするかは大きな疑問となっている。今季のクーパーは22キャッチで280ヤード、タッチダウン1回を記録。WR陣の補強を考えている他球団であっても、レイダースでの4年間を通じて安定感を欠くWRにドラフト1巡目指名権の放出はかなり厳しい条件設定となるだろう。

いずれにせよ、レイダースがその交換相手を見つけることができるかどうかは今月末までに判明するはずだ。

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