49ers、“ザ・キャッチ”を再現したWRクラークの銅像をお披露目
2018年10月22日(月) 11:58現地21日(日)、ロサンゼルス・ラムズとのシーズン第7週を前に、サンフランシスコ・49ersは1981年のチャンピオンシップ戦で決勝点となる伝説的タッチダウンを決めた元チームのワイドレシーバー(WR)ドワイト・クラークの“ザ・キャッチ”を記念する銅像を披露した。
ALS(筋萎縮性側索硬化症/きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)、別名ルー・ゲーリッグ病と闘っていたクラークは今年6月にこの世を去っている。リーバイス・スタジアムの外に配置されたクラークの銅像は、クラークが生前に残した数々の記憶に残るプレーに敬意を表する年間を通したイベントの一部としてお披露目された。
クラークとクオーターバック(QB)ジョー・モンタナの銅像が23ヤード離れた位置にそれぞれ配置され、これは“ザ・キャッチ”が生まれた距離とまさに同じ距離となっている。銅像のクラークはボールをキャッチしようと天に向けて両腕を突き出しており、高さは約3メートルだ。チームはこの他にも、シーズンを通してクラークの背番号“87”のステッカーをヘルメットに貼る予定で、スタジアム北側のエンドゾーンには“87”の文字を描いてこの場所が“ザ・キャッチ”の生まれた場所だと分かるようにしている。
モンタナやテレル・オーウェンスといった49ersの伝説的元プレーヤーたちがクラークの銅像を披露するイベントに出席した。
モンタナは「ドワイトはここにいる。彼と直接会えればもっと良かったけれどね。みんなを代表して、彼にはありがとうと伝えたい。このような銅像を作ってもらい、ずっと記憶に残ることを心から感謝している。・・・きっと、ドワイトやケリー、そして、彼らの家族にとってもすばらしい意味を持つことだと思う」と語っていた。
49ersは『Twitter(ツイッター)』に銅像のお披露目を祝う様子を投稿している。
Forever with us.
Rest in peace, DC. pic.twitter.com/yLohLGKVtl
— San Francisco 49ers (@49ers) 2018年10月21日
「永遠にわれわれと共に。安らかな眠りを、DC」
「“彼はここにいる。彼と直接会えればもっと良かった。彼がいなくなってみんな本当に寂しがっている” ジョー・モンタナ」
「“ザ・キャッチ”を祝福する銅像のお披露目は49ersにとってすばらしい瞬間だ #GoNiners @nflnetwork」
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