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レイダースQBカーがチーム内の不和論を否定

2018年10月24日(水) 09:51

オークランド・レイダースのデレック・カー【P Photo/John Hefti】

オークランド・レイダースのヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンがドラフト1巡目指名選手のカリル・マックやアマリ・クーパーをトレードで放出する中、クオーターバック(QB)デレック・カーの身に何が起こるかが大きな疑問とされている。

グルーデンHCが不調に喘ぐQBカーを次に手放すのではないかとのうわさが広まる中、本人は『Twitter(ツイッター)』を通じてレイダースでの活躍をあきらめないことを誓っている。

「自分はレイダーだ。今はレイダーであることが“人気”ではないかもしれないが、自分は生粋のレイダーであり、そうであることが大好きなんだ。僕らを信じてくれる人が多くないときに、この街のために戦おうとして背負う苦労だって好きさ。みんなが自分たちを引き裂こうとしても、現実にはそんなこと起こりはしない」

今シーズン終了後、レイダースはわずか750万ドル(約8億4,000万円)のデッドマネーを発生させるのみでカーの契約から手を引き、サラリーキャップに1,500万ドル(約17億円)分のスペースを確保することが可能だ。現地10月30日(火)の締め切り期限までに適切な相手が見つかればトレードも予想されており、そうでなければ次のオフシーズンにカットする可能性も考えられる。

QBカーはまた、兄弟のダレンにも返信している。ダレンは故障した後に涙したという理由でチームメイトとカーの間には亀裂が生じているとの報道からカーを擁護していた。

ツイッターに「その試合で16回のヒットを受け、小指の骨折(投球側の手)、親指の捻挫(投球側の手)、膝の捻挫(MCLグレード2)、足首上部の捻挫グレード3、脳震とうグレード1、胸部/脇腹の打撲、3カ所の背骨骨折、腓骨(ひこつ)骨折 2試合の欠場(チームがそうさせたから)」と投稿したダレンに対し、カーはこう述べている。

これに対してカーは「兄貴、こんなことで時間を無駄にすることはない。地面に横たわって叫んだ時は自分を奮い立たせるためだった。そして、サイドラインに着いてからまた再び叫んだんだ。涙はなかった。一度もだ。それが真実だ。変な風にも聞こえるし、みんなはそのことを気にかけるだろう。だが、自分をいじるのはやめてほしい」と述べていた。

先月1日にマックがトレードされてからカーがツイッターに投稿したのはわずか2回だが、レイダースのQBは自身とソーシャルメディア上で炎上するチームを守る必要があると感じたのだろう。

【S】