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ジャガーズ、ふくらはぎ負傷中のCBボウイはロンドンに向かわず

2018年10月26日(金) 12:15


ピッツバーグ・スティーラーズのアントニオ・ブラウンとジャクソンビル・ジャガーズのA.J.ボウイ【AP Photo/Don Wright】

今週、ロンドンのNFLファンはコーナーバック(CB)A.J.ボウイのしつこいほどのカバレージを直接見ることはできないようだ。

ジャクソンビル・ジャガーズはふくらはぎを負傷中のボウイが今週末のフィラデルフィア・イーグルス戦に向けてチームと一緒にロンドンへと飛ぶことはないと明かした。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、プロボウラーのボウイは現地24日(水)の練習中にふくらはぎを痛め、翌日の練習を欠席していたとのことだ。

ボウイに加え、首を負傷しているコーナーバック(CB)タイラー・パットモンもロンドンに向かうことはない。

1試合平均179.7ヤードのパスディフェンスでリーグトップに立つジャガーズは、ボウイとパットモンを欠く中、クオーターバック(QB)カーソン・ウェンツが率いるチーム攻略のためにパスラッシュをより深く研究する必要がありそうだ。

ジャガーズはセカンダリー陣において苦戦を強いられることがしばしばあり、ボウイとジャレン・ラムジーは昨年のパフォーマンスほどの成績を残せていない。昨シーズンのボウイはCBとして31.6のパサーレーティングでリーグをけん引していたが、今シーズンは77.0とリーグ25位にまで落ちている。また、昨年のラムジーはパサーレーティング63.9を記録してリーグ13位にランクインしていたが、今シーズンは81.4となり、リーグ35位と不調気味だ。ジャガーズはまた、フリーエージェント(FA)でアーロン・コルビンがヒューストン・テキサンズへと移籍してしまったことで、スロットのカバレージの面でも悪戦苦闘中だ。

新人CBのクエントン・ミークス、トレ・ハーンドン、そして、ディー・デラニーの3人が28日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されるイーグルス戦で多くのプレー機会を得るだろう。

一方のイーグルスはラインバッカー(LB)ネイサン・ジェリー(足首・膝)とCBシドニー・ジョーンズ(ハムストリング)、ランニングバック(RB)ダレン・スプロールズ(ハムストリング)が負傷のためロンドンには向かわない。イーグルスはまた、25日にディフェンシブエンド(DE)デレック・バーネットを故障者リストに登録する動きも見せている。

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