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ブロンコスオーナーの兄弟がチーム運営者3人の除名を求めて訴訟

2018年10月26日(金) 12:58


デンバー・ブロンコスのチアリーダー【AP Photo/Jack Dempsey】

デンバー・ブロンコスのオーナー、パット・ボウレンの弟であるウィリアム・ボウレンが現地25日(木)、チーム運営の受託者3人の除名を求めてコロラド地方裁判所に訴訟申請を行った。

プレスリリースの中で、ウィリアムはチーム運営を担当する3人がパットの意思に従わず、パットおよびチームの利益にかなう行動をしていないとして除名を訴えている。

ブロンコスはパット・ボウレン・トラストの法律顧問であるダン・レイリーからの声明文を発表した。

「われわれはこの訴訟内容をまだ見ておらず、メディアの報道によって今晩知ったばかりだ。現在、この問題について調べているが、ビル・ボウレン名義でこの申し立てをしている弁護人がベス・ボウレン・ウォレスの代理人と同じだと認識している」

「チーム運営者たちは今後もNFLのオーナーシップポリシーに基づいてデンバー・ブロンコスのためのパット・ボウレンによる長期的相続プランを実行し続けて行く所存だ」

今年6月以降、パット・ボウレンの2人の娘(ベス・ボウレン・ウォレスとブリタニー・ボウレン)はいつの日かチーム運営に携わりたいとの願望を表明してきた。現在74歳のパット・ボウレンはアルツハイマー病を患っていることを公表した後、2014年7月に日々の管理業務を社長のジョー・エリスに引き継いでいる。このエリスとリッチ・スリブカ、そして、メアリー・ケリーがボウレン・トラストの3人の受託者として従事してきた。

パット・ボウレンとその兄弟は1984年にエドガー・カイザーからブロンコスを購入した。ボウレン一族によるオーナーシップの下、ブロンコスはスーパーボウルに7度出場し、タイトルを3度も獲得している。

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