クオーターバック（QB）トム・サベージのベイエリア滞在が終わりを迎えた。

サンフランシスコ・49ersは現地1日（木）、各チームを転々としてきた“ジャーニーマン”ことサベージをオークランド・レイダースとのサーズデーナイトが開始される数時間前にリリースした。

先月16日に49ersと契約を交わしたサベージはチームのメンバーとして1度も試合に出場していない。3番目のQBとして控えていたサベージだが、黒星を喫した先週のアリゾナ・カーディナルス戦でもインアクティブ登録となっていた。

サベージは1日に故障者リストから外れたセーフティ（S）のマーセル・ハリスとラインバッカー（LB）のデコダ・ワトソンをロースターに登録するため、スペースを必要としたチーム事情によってカットされた。サベージがチームを去り、ジミー・ガロポロが今季絶望となるACL（膝前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂の負傷を負い、現在の49ersにはC.J.ビーサードと新人のニック・ムレンズの2人だけがQBとしてアクティブロースター
に登録されている。

サベージは2017年シーズンをヒューストン・テキサンズの先発QBとしてスタートしたが、デショーン・ワトソンの台頭によって行き場を失った。今季のプレシーズンにニューオーリンズ・セインツでもプレーしていた28歳のサベージは9月になってリリースされている。今後、そんなサベージがNFLで新天地を見つけることができるかどうかは不明だ。

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