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カーディナルスがQBブラッドフォードを放出

2018年11月05日(月) 00:50

アリゾナ・カーディナルスのサム・ブラッドフォード【AP Photo/Ross D. Franklin】

アリゾナ・カーディナルスは現地3日(土)、ベテランクオーターバック(QB)サム・ブラッドフォードの放出を発表した。

ブラッドフォードは今シーズン開幕から3試合は先発を務めるも、3戦目のシカゴ・ベアーズ戦は残り時間5分を切ってベンチに下げられ、ドラフト1巡目指名でチームに加入したルーキーQBのジョシュ・ローゼンが引き継ぎ、負け試合を締めくくっている。

それ以降、ヘッドコーチ(HC)のスティーブ・ウィルクスはローゼンを起用し続けてきたが結果はふるわず、ローゼンのルーキーが陥る典型的な苦戦というよりもチーム全体が抱える問題のようだ。NFL最悪のオフェンシブラインとまでは言わずとも、下から数えた方が早い攻撃陣を率いてパス成功率は55.6%、1,072ヤード、5タッチダウン、6インターセプト(パサーレートは69.9)を記録している。

カーディナルスは10月初めにブラッドフォードをインアクティブ登録しており、チームがブラッドフォードに支払う責任のある1試合あたり30万ドル(約約3,400万円)のボーナスを節約してきた。

ブラッドフォードは今年、パス80回を投げて50回成功、400ヤード、2タッチダウン、4インターセプト、パサーレートは62.5をマークしている。

【C】