リビオン・ベルが謳歌していたフロリダでのロングバケーションにもとうとう終わりが来たのだろうか。

ピッツバーグ・スティーラーズから自主亡命中だったランニングバック（RB）ベルが現地5日に『Twitter（ツイッター）』で「さようなら、マイアミ」と記したため、NFL界はベルがいよいよチームに合流するのではないかとざわついた。

このツイートが何を意味するのかを推測する向きは多いが、どこまでチーム復帰の可能性が近づいているのかはまだ誰にも分かっていない。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは4日、チームもまだ、ベルが今シーズン中のプレーが不可能となる来月13日の期限までに復帰するかどうかは知らないようだと報じている。

ベルはレイバーデー（労働者の日／毎年9月第1月曜日）に姿を見せると語りながらも実行せず、スティーラーズがバイウイークだったシーズン第7週中にはチームに合流すると伝えられながらも実現には至らなかった。そして、先週にはトレード期日も迎えたものの、それでもベルはサインする動きを見せなかった。

スティーラーズの数人はベルがもうじきチームに復帰することを喜ぶかもしれなが、チームメイトのガード（G）デービッド・デカストロはベルの復帰についてあまり関心を示していない。

4日に開催されたボルティモア・レイブンズとの熱戦に勝利した後、デカストロは「正直なところ、誰も気にしていない。なぜ自分が？　エネルギーの消耗はしたくないね。自分は世界最高峰の選手が集まったディフェンス陣たちを相手にブロックしなくてはならないんだ。そんな自分がここにいない人のことを気にすると思うかい？」

シーズン第10週にはサーズデーナイトゲームでカロライナ・パンサーズ戦が開催される。ベルのプレー復帰は早くともシーズン第11週になるだろう。

ベルがツイッター上で残したコメントは何を意味しているのか。この答えはもうじき判明することになるだろう。

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