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ファルコンズWRジョーンズが史上最速で1万ヤードに到達

2018年11月12日(月) 10:07

アトランタ・ファルコンズのフリオ・ジョーンズ【AP Photo/Matt Rourke】

アトランタ・ファルコンズのワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズはその類まれな体格、スピード、運動神経のコンビネーションを生かした圧倒的なプレーを毎週披露してくれる。

現地11日(日)、ジョーンズが1人のWRを抜き去って新たな記録を打ち立てた。クリーブランド・ブラウンズ戦の第2クオーターで30ヤードのパスをキャッチしたジョーンズは、史上最速となるキャリア104試合目での1万パスヤードに到達した。ジョーンズはそれまで史上最速とされていた元デトロイト・ライオンズのWRカルビン・ジョンソン(115試合目で達成)よりもかなり早い段階でこの数字を達成している。

2011年ドラフトの全体6位でファルコンズから指名を受けたジョーンズは、そのすべての期待に応えてきた。その大きな体格を生かして高さのあるボールキャッチ能力を見せてきたアラバマ大学出身のジョーンズは、相手のディフェンスからは試合が近づくたびに重点的なカバーの対象とされてきた。

2011年から常にジョーンズが誇ってきたその高い生産性は、クオーターバック(QB)マット・ライアンとの良好な関係性があってのものだとも言える。ジョーンズは記録尽くしだった2016年シーズンのオフェンス陣において、当然ながら中心的存在であり、14試合の出場で1,409ヤード、タッチダウン6回を記録していた。最終的には逆転負けを喫したものの、第51回スーパーボウルではキャッチ4回で87ヤードをマークしており、両つま先だけを残して決めたキャッチは衝撃的だった。

ファルコンズはブラウンズに対してドラフト指名権を5つも譲渡した上で全体6位の指名権を獲得し、ジョーンズを指名した。ジョーンズの今回の偉業もまた、当時のファルコンズの選択が間違っていなかったことを証明する1つの材料となっただろう。

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