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カーディナルスWRフィッツジェラルドがレシーブヤード歴代2位

2018年11月12日(月) 11:53

アリゾナ・カーディナルスのラリー・フィッツジェラルド【AP Photo/Ralph Freso】

アリゾナ・カーディナルスのワイドレシーバー(WR)ラリー・フィッツジェラルドが殿堂入りにふさわしい輝かしいキャリアの中でまた1つ偉業を達成した。今週末、フィッツジェラルドはNFL史上2番目となるレシーブヤードを記録している。

現地11日(日)に行われたカンザスシティ・チーフス戦の第4クオーター終盤、15ヤードパスをレシーブした信頼感抜群のフィッツジェラルドは、通算レシーブヤードでテレル・オーウェンスの記録を抜き去ってNFL史上2位に躍り出た。このキャッチでキャリア15年を通した数字は15,939ヤードとなり、チームが26対14で落としたこの試合で、フィッツジェラルドは50ヤードを記録して通算ヤードを15,952にまで伸ばしている。

2004年ドラフトで全体3位での指名を受けたピッツバーグ大学出身のフィッツジェラルドは、カーディナルスの良い時代も悪い時代も知っている選手だ。1,000ヤード超えのシーズンを9回も記録した経験を持つフィッツジェラルドがいたからこそ、第43回スーパーボウル制覇まであと一歩のところまで迫ることが可能だったのだろう。フィッツジェラルドは各チームがドラフト1巡目に指名したい選手のモデル的スター選手でもある。いろいろな選手がチームを出入りする中で、フィッツジェラルドはカーディナルス一筋でプレーしてきた男だ。

殿堂入り候補であるフィッツジェラルドにも引退の二文字がちらつき始め、歴代1位(ジェリー・ライスが記録した22,895レシーブヤード)のレシーブヤードまではあと6,000ヤードもある。それでも、プロボウラーに11回も選出されたフィッツジェラルドにとって、史上2番目の記録も充分に見事なものだ。

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