今季、バッファロー・ビルズのクオーターバック（QB）マット・バークリーが先発として出場する機会はおそらく1回のみで終わるだろう。

バークリーの奮闘とチームの好調さが相まってニューヨーク・ジェッツ戦に快勝した後、ヘッドコーチ（HC）ショーン・マクダーモットは状態が良ければ新人のジョシュ・アレンがチームのバイウイーク明け後にも先発としての役割を再開する予定だと現地12日（月）に明かした。

マクダーモットHCは「もし健康な状態であれば、ジョシュ・アレンがバイウイーク明け後にわれわれの先発となる。彼はスローも行っているし、前進はしているが、その日の様子を見て判断するつもりだ」と明かした。

シーズン第6週に肘を負傷したアレンは過去4試合を欠場している。ドラフト全体7位での指名を受けたアレンは先週の練習にも制限付きで参加していたが、バイウイークに入るまでのもう1週間分の休息をチームから与えられていた。

バークリーのパフォーマンス自体には関係なく、単純に、ドラフト1巡目指名のアレンに数多く練習させるためにアレンを戻すとマクダーモットHCは語っている。プロ2年目に入るまでにアレンにできる限りたくさんの経験を積ませることが大事だと考えているようだ。

先週末のジェッツ戦ではバークリーがチームの今季4人目にあたる先発QBとなり、232ヤードを投じてタッチダウン2回、インターセプトなしでパサーレーティング117.4を記録していた。

先日にバークリーが披露したパフォーマンスは、アレンがシーズン第12週のジャクソンビル・ジャガーズ戦に間に合わない場合、ターンオーバーマシーンとも揶揄（やゆ）されるネイサン・ピーターマンやいまだ脳震とうプロトコル入りしているベテランのデレク・アンダーソンといった面々よりも自身が良いオプションであることを証明していた。

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