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バッカニアーズがKカタンザロをリリース、Kサントスを獲得へ

2018年11月13日(火) 12:06


タンパベイ・バッカニアーズの本拠地レイモンド・ジェームス・スタジアム【Margaret Bowles via AP】

タンパベイ・バッカニアーズのキッカー(K)ポジションにはなかなかこれといった答えが見つからない。

バッカニアーズは現地12日(月)、キッカー(K)チャンドラー・カタンザロをウェイバーにかけたと発表した。

先週末のワシントン・レッドスキンズ戦でフィールドゴールを2回ミスした翌日、プロ5年目のKはタンパを去ることとなった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、チームはカタンザロの代わりとして元カンザスシティ・チーフスのカイロ・サントスと契約を交わすようだ。今季のサントスはロサンゼルス・ラムズで2試合に出場し、6回中5回のフィールドゴールと6回中5回のエクストラポイントアテンプトを成功させている。

今オフシーズンにバッカニアーズと契約して以来、カタンザロは15回のフィールドゴールアテンプトで11回のみの成功(85.2%、リーグ31位)となっており、エクストラポイントでも4回ミスしている。40ヤード超えのフィールドゴールアテンプトは4回挑戦して1回だけ成功させたカタンザロだが、この唯一の成功はクリーブランド・ブラウンズ戦で見せたオーバータイムでの59ヤードの決勝フィールドゴールだった。

バッカニアーズは27歳のKカタンザロとオフシーズン中に375万ドル(約4億3,000万円)の保証付き3年約975万ドル(約11億万円)で契約していたが、在籍期間はわずか9試合分となった。

ヘッドコーチ(HC)ダーク・コッター指揮の下でカタンザロをカットしたものの、チームには明確な答えがまだ出ていないようにも思われる。

バッカニアーズは安定したK探しに苦労している。先シーズンには2016年ドラフト2巡目指名選手のロベルト・アグエイヨをカットした後、パトリック・マレー、ニック・フォークという2人のKが在籍していた。

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