元ブラウンズHCジャクソンがベンガルズのコーチングスタッフに
2018年11月13日(火) 13:07ヒュー・ジャクソンがシンシナティに戻って来る。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地12日(月)、元クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ(HC)ジャクソンが馴染みのあるシンシナティ・ベンガルズのコーチングスタッフに就任する予定だと報じた。
現時点ではジャクソンの役職は明らかとなっていない。
ジャクソンはブラウンズでの2年半弱で3勝36敗1分けの戦績を残し、約2週間前に解任されていた。
53歳のジャクソンはベンガルズやベンガルズのヘッドコーチ(HC)であるマービン・ルイスと親交が深い。ジャクソンにはルイスHCの下でワイドレシーバー(WR)コーチを2004年から2006年まで務めていた経験があり、2010年にオークランド・レイダースでHCを務めた後は再びベンガルズに戻り、セカンダリーコーチのアシスタントやスペシャルチームコーチ、ランニングバック(RB)コーチ、攻撃コーディネーター(OC)として4シーズンを過ごした。
ジャクソンにとってはこれ以上ないタイミングかもしれない。現在5勝4敗のベンガルズは同地区ライバルのブラウンズとシーズン第12週と第16週にぶつかる予定だ。
ベンガルズにとっては忙しい月曜日となっている。ニューオーリンズ・セインツによって守備陣が破壊された翌日にチームは守備コーディネーター(DC)テリル・オースティンを解任した。ルイスHCは記者に対し、今後は自分自身がDCの役割を兼任すると伝えている。
12日、ルイスHCはジャクソンがコーチングスタッフ入りするのかどうかと問われ、「まぁ、見ていれば分かるだろう」と述べ、スタッフ陣の入れ替えについては「プランがある」と話していた。
ジャクソンが守備に関連する職には一度も就いていないこと、また、ベンガルズの攻撃コーディネーター(OC)職には現在ビル・レイザーが就いていることには留意しておくべきだろう。
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