ニュース

ブラウンズ、グレッグ・ウィリアムズがそのままHC就任か

2018年11月15日(木) 10:28

クリーブランド・ブラウンズのベイカー・メイフィールドとDCグレッグ・ウィリアムズ【AP Photo/Ron Schwane】

クリーブランド・ブラウンズのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・ドーシーは新ヘッドコーチ(HC)の選択肢についてオープンな姿勢をとっている。

その中には先月29日にヒュー・ジャクソンが解任された後で暫定ヘッドコーチ(HC)に任命されたグレッグ・ウィリアムズの名前も入っているようだ。

ドーシーGMは現地14日(水)、ウィリアムズが候補者となっていることについては「彼はその職に値する人物だ」と記者に対して語っていた。

暫定HCのウィリアムズは1勝1敗の戦績を残しており、今後もブラウンズのHC職について真剣な議論が行われるかどうかは見ものだ。ドーシーGMはカレッジコーチ陣の調査も対象になるかどうかについてはコメントを控えている。オクラホマ大学のリンカーン・ライリーHCは昔からブラウンズとのつながりを持っているのだ。

また、ドーシーGMが次なるHC探しの旅において2つの組織を調査し始めたとしても驚きではないだろう。

ドーシーGMは選手として(1984年から1989年)、また、プレーヤー人事部門でさまざまな役職につきながら(1991年から2012年)長い時間をグリーンベイ・パッカーズで過ごしてきた。また、ブラウンズに異動したドーシーはパッカーズのプレーヤー人事部門時代の同僚、エリオット・ウォルフとアロンソ・ハイスミスの2人をパッカーズから引き抜いてもいる。

ウォルフは現在もブラウンズのアシスタントGMであり、ハイスミスはプレーヤー人事部門の副部長を務めている。

ドーシーGMにはカンザスシティ・チーフスとのコネクションもある。ドーシーはGMとして4年間(2013年から2016年)をカンザスシティで過ごした。そのときの経験が、チーフス時代の2014年ドラフトで自身が指名したコーナーバック(CB)フィリップ・ゲインズをウェイバーからクレームで拾った経緯を説明している。

ドーシーGMは記者に対してブラウンズのHC職が魅力的なものであるとも述べている。おそらく、それは間違いないことだ。最終的に誰が選ばれようとも、2018年ドラフト全体1位で指名されたクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドを筆頭に、攻守において十分な基礎力のあるチームを指揮できる。

ブラウンズの守備陣にはディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットやCBデンゼル・ウォードなどもおり、チームの立て直しには十分な選手たちがそろっている。

【S】